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田代平湿原から谷地温泉へ [青森の話題]

前回は棟方志功がデザインした八甲田山バッチを買いに酸ヶ湯温泉まで行った記事でしたが今回は当初の目的を果たした後ののんびり八甲田ドライブの様子です。

せっかく酸ヶ湯まで上ってきてもお湯に浸からずやって来たのは田代平湿原。
ちょうど酸ヶ湯からは八甲田連邦を挟んだ反対側(北側)青森市街寄りになります。
本当は湿原目当てに来たわけではなく八甲田温泉という温泉に浸かろうとやって来たのですがなんと施設の故障で今季は休業との張り紙が[がく~(落胆した顔)]

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八甲田には酸ヶ湯を筆頭に温泉がたくさんありますが私は酸ヶ湯にしか入ったことが無かったのでラムネの湯で有名な八甲田温泉まで来たのに・・・残念。
でも温泉の駐車場には工事関係のクルマらしき姿もあったので再開に向けて努力されているようなので再開を期待しています。
温泉施設の改修工事には莫大なお金がかかかるようで改修を断念して閉鎖という温泉もあります。
[いい気分(温泉)]八甲田温泉の公式サイトへ(クリック



八甲田温泉の目の前にあったのが田代平湿原の駐車場でした。
温泉には入れなかったけどせっかくなので湿原散策をしてみます。
駐車場には他に2台ほどクルマが停まっているので先客はいそうですがちょっと寂しい感じ


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看板によると全行程60分と記載がありますのでちょうどよい運動になりそうです。
田代平湿原は八甲田山の火山活動でできたカルデラ湖に枯れた植物が寒冷地のため分解されず泥炭化して底に溜まって水を通しにくい層となって今のような湿原になっているとのこと
(自分なりに理解している大雑把な説明ですが・・)
田代(たしろ)とは田んぼになりそうな湿った土地という意味があるので似たような環境が各地に点在しているので退路という地名は割とありふれた地名となっています。


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駐車場から湿原に向かっていく途中に目を惹くこの記念碑。
”第四中隊の碑”とありますが映画にもなった陸軍青森五連隊遭難とは全く関係のない太平洋戦争で無事生還した中隊長さんが戦友に異例のために建立したものとか・・・ちょっと紛らわしいなぁ、私も雪中行軍の記念碑だと思って撮影した次第です[あせあせ(飛び散る汗)]



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湿原の手前で空川を渡ります。木道の延長のような橋を渡ります。
この日は梅雨の間の晴れ間だったので清涼感溢れるこの場所は最高でした。


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ここは八甲田でも有数の綺麗な水が湧き出るあたりだそうです。
地学の知識があればこうした川底の石一つでもいろいろ分かるんでしょうねぇ
そういえば十和田湖はブラタモリで放送したけど八甲田の放送もあり得ますね


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湿原にでると一気に視界が開けます。
ここは八甲田に数ある湿原の中でも最大規模だそうで青森市の天然記念物にもなっています。
湿原の入り口近くで1組のご夫婦にあってお話をした以外この広い湿原に一見したところ他に人影はありません。その後夫婦も早々に帰ってしまったので急に寂しさに襲われます(怖い)・・・湿原なので視界は効くので熊の襲撃には対処できそうです。(こちらの走力があれば)そもそも湿原だから熊も足を取られて襲ってこないかも?
クマよけの鈴をクルマに積んでいなかったので念のためスマホでラジコをかけながら散策続行。(県民のこの時期必携の車載アイテムは温泉道具一式とクマ除けの鈴)

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木道の脇にあちこちに池が点在しています。
中学生のころに行った尾瀬を思い出しました。
しかしながらこの木道、ところどころ不具合があってシーソーのようになったりするのでしっかり足元を確認しながら進みます。


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湿原の中央部で振り返ってiPhoneでパノラマ撮影。(南側を望む)
正面に見えるのは八甲田連邦の一部で左から雛岳、高田大岳に八甲田大岳(?)
八甲田山という名前の山はなくいくつかの火山群の総称で”八”と付いていても8つの山の連邦ではなく単に”多い”という意味の”八”です。ちなみに八甲田の”田”は田代平の湿原群の意味らしい。
 

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入口にあったコース図の中央コースから南コースを周回することにしました。
湿原の際はもう森林でした。

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途中の休憩所でもう一組のご夫婦とご挨拶。
私の芽にはベンチの下で逃げ去る途中の蛇?の姿が‥でも言葉には出しません。
奥様は大きなお手製のおにぎりにかぶりついていました。(平穏は大事)



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これだけ人がいないと散策途中で木道から足を滑らせて沼に嵌ったら大変です。
どうも湿原=ミズバショウという固定観念が私の中にあるのでちょっと物足りない光景ですね。
うちの近くの湿地にはミズバショウが群生している場所もあります。


途中、蓮が浮かんでいるところもありました。

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残雪の残る八甲田を背景に・・

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ちらのハスはもともとの植生ではなく開拓者の持ち込みの生き残りだとか・・


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植物には本当に疎い私なので途中の案内板を頼りに近くに咲いている似たような花をパチリ!

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う~ん、キンコウカなのか?
ネットで検索するとつぼみの形状は一緒だからあっているかなぁ

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こちらは足元にやたらと咲いていた花で名前不明というか私が知らないだけ

ほかに木道の脇にやたらとたんぽぽのたねが残っているなぁと思っていたらこれはワタスゲだと後で知りました[ふらふら]


もうすこし予習してから来るべきでしたね
今回はスニーカーで来てしまったけど今度はトレッキングシューズでじっくり散策したいです。

帰路は気になっていた温泉へ


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日本三秘湯”谷地温泉”
開湯400年の歴史ある山間の一軒宿で宿泊の他日帰り入浴もできます。
大人600円でした。
県内の温泉としては高めの料金設定だけど山の上の温泉だから妥当かな?
普段私が入る温泉は300~350円くらいです。
何をもって日本三秘湯とうたっているのかはよく分かりませんが他の2つは祖谷温泉(徳島)とニセコ薬師温泉(北海道※閉鎖)らしいです。
「三秘湯」でググれば谷地温泉とこれら2つの温泉の名が出てくるので一応公式ということらしい。


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[いい気分(温泉)]谷地温泉公式サイト(クリック
谷地(やち)とは湿地のことで温泉の側には小さな湿地が存在していて敷地内の展望台から眺めることができます。
またこちらの温泉は八甲田の高田大岳方面への登山道入り口にもなっています。
酸ヶ湯温泉から八甲田大岳、高田大岳の縦走ルートの起終点に温泉があるというわけです。


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酸ヶ湯のような大規模な施設(お風呂)ではないのでゆっくりできます。
お風呂は浴槽が2つあって入り方はまず38度の温めの霊泉と呼ばれる”下の湯”で体を慣らす。
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▲公式サイトより拝借した画像
30分ほどと書かれていたけど温いお湯なので長く浸かって平気。
浴槽の底板の隙間から自噴しているようで時々泡が沸き上がってきます。

泉質は無色透明の単純温泉。

次に隣の浴槽へ

こちらは42度の”上の湯”という熱湯で硫黄の湯花が浮かんでいます。
泉質は単純硫黄泉と下の湯と泉質が違うみたいです。
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▲公式サイトからお借りした画像
私には42度もあるようには感じませんでした。
普段は漁師町の温泉に浸かることが多くて熱湯に慣れているから余計そう感じるのかも?

日本三秘湯 谷地温泉

日本三秘湯 谷地温泉

  • 場所: 青森県十和田市法量谷地1
  • 特色: 八甲田山中にある開湯400年の歴史を誇る温泉で、日本三秘湯としても知られる。足下自噴の源泉かけ流し泉

お湯に浸かりながら、ふと”そういえば、吉田拓郎の”旅の宿”ってここの温泉がモデルだっけ?”と思ったりしましたが実際は蔦温泉でした。

ここ谷地温泉の湯は酸ヶ湯ほど硫黄臭(硫化水素臭)が感じられなかったけど念のため捨ててもよいようなタオルとバスタオルを持参しましたがやはり家のお風呂に入り直しても2日ほどはあの温泉独特の臭いが体から抜けずに帰宅した晩はフローリングの上で寝ました。
(寝具に臭いが移らないようにするため)
酸ヶ湯もそうだけど服にも臭いが移っているので車のシートとかも臭くなります。

硫黄の温泉場でよく漂っている”硫黄の臭い”の正体は硫化水素の臭いなのだそうです(硫黄は無臭なのだとか)そういえば「腐ったタマゴの臭い」とよく言うけど実際に腐ったタマゴの臭いなんて嗅ぐ機会なんてなかなかないですよね「温泉卵の臭い」はしっくりくるけど・・・

最近症状が悪化しているバネ指の痛みが改善できるかなぁとずっと浴槽の中で指のマッサージをしたけどどうやら病院行きになりそうです[たらーっ(汗)]


※掲載の記事内容は2019年7月10日現在のものです。

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コメント 8

ロートレー

昔、薬師温泉にいったことがありましたが
確かにここも秘境の雰囲気充分ですね~
谷地温泉も登山者に愛されている温泉なのでしょうね^^

by ロートレー (2019-07-17 21:32) 

青い森のヨッチン

ロートレーさん
薬師温泉は今では廃止されているとネットに書き込みがありましたが事実なら貴重な体験ですね
谷地温泉も経営者が何度も変わって閉鎖に追い込まれた時期がありましたが山間の秘湯は維持費が意外とかかるようです。

by 青い森のヨッチン (2019-07-17 22:03) 

(。・_・。)2k

ご質問の件
次の記事にしてみました
ネタ ありがとうございます(笑)

by (。・_・。)2k (2019-07-17 23:47) 

silencer169

八甲田山は映画のイメージしかありませんでしたが、夏は尾瀬のような場所なんですね。
by silencer169 (2019-07-18 00:33) 

ぽちの輔

時期的に花が少なかったのでしょうかね?
花の多い時期には人がたくさん集まるのかも?
でも、この木道で撮影のために座り込まれたら
前に進めませんね^^;
by ぽちの輔 (2019-07-18 06:22) 

青い森のヨッチン

(。・_・。)2k さん
ありがとうございます。楽しみです。
by 青い森のヨッチン (2019-07-18 07:53) 

青い森のヨッチン

silencer169さん
八甲田の山々は標高は2000mもない低山なのですが世界有数の青森の豪雪地帯なのであのような遭難事件が起きたりします。八甲田山の映画は夏の暑いときに見るのに限ります。
by 青い森のヨッチン (2019-07-18 07:56) 

青い森のヨッチン

ぽちの輔さん
多分もう少し早いとワタスゲの花が一面にして綺麗だったと思います。ここは八甲田の中でも標高が低い湿原で植生が他の湿原とちょっと違うようですが植物の知識が無いので足元の珍しい植物を見落としている可能性もあります。
by 青い森のヨッチン (2019-07-18 07:59) 

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